通信制高校体験談・不登校だった私を救ってくれたのは

普通高校への不登校は高校2年の秋から

私は高校2年の秋、不登校になってしまいました。
いじめにあったとか、先生と対立したからといった何か具体的な理由があったわけではありません。
ただもう、毎日決められた時間に決められたあの場所へ行き、決められた学科をこなすことがひたすらイヤだったのです。
最後には教室の自分の机の前に座っている姿を想像しただけで、ウツになってしまいました。
 そんなわけで高校へ行くことができなくなってしまったのですが、学校へ行かなくて済むということにホッとする反面、これではいけない、という思いや焦りが常にありました。
今の時代、高校中退では誰も相手にしてくれないのではないか、という不安です。
それに、高校の勉強を途中で投げてしまったことも気がかりだったのです。

不登校の子が通信制高校に入るケースは多い

 そんな私の前にフッと現れたのが、通信制高校でした。
最初、その存在を知った時、「学校へ通わなくとも高校が卒業できるんだ」と心から安堵したのを覚えています。
通信制高校での勉強は自宅で教科書を読み、副教材を勉強し、レポートを仕上げて出す、というもので、自分のペースで自分の好きな時に、自分のやりたい勉強をやれることが、何より嬉しかったです。
勉強それ自体は、私は普通高校で2年半勉強していましたので、さほど難しいとは感じませんでした。
むしろ、自分から教科書を理解し、レポートを仕上げることに達成感があり、モチベーションが上がりました。

スクーリングという通う日が憂鬱でした

 ただ、いくら通信教育と言っても、一定時間スクーリングには必ず出なければなりません。
最初はこのスクーリングが本当に憂鬱でした。
しかし、必死に出席しているうちに段々その考えが変わってきたのです。
スクーリングには本当に様々な人が来ていて、中には私のおじいちゃんぐらいの年齢の人までいました。
そうした人たちが必死に英語や物理の勉強と取り組んでいる姿は、大げさに言えば私には衝撃でした。

勉強への意識が良い意味で変わりました

 また、クラスの人たちはとてもお互い助け合っていて、「皆で助け合って、必ず卒業しましょうね」という思いに満ち溢れているのです。
勉強も分からない所は教え合ったりして、テストでは皆で良い点数を取りましょうという感じでした。
普通高校にいた頃は常に大学進学のことが頭にあり、良い内申点を取るためには周りはライバル、というような雰囲気がありましたが、全く違っていたのです。
この人たちは本当に勉強がしたいのだな、私は今まで勉強をしたいと思ってやったことがあったかな、と思いました。
それで、私は今一度自分から勉強するために、大学進学を決意したのです。
 以上が、私の体験談です。
今の私があるのは通信制高校のおかげです。
そんな高校があるのか、と気になった方は、一度試してみませんか。
きっと、それまでとは違う高校生活が待っていることでしょう。